嵐の夜に

 2004年秋、「大楽器祭」の仕事で東京出張の予定が入った。仕事は6時頃終わるので、Hoppeに連絡し、いっしょに飲むことにした。一応元バンド仲間のkandaiにも連絡してみると、その日は単身赴任先の大阪から帰ってきているので、合流できるとのこと。楽しくなりそうな予感がする。

 出張前日から台風22号の不穏な動き、東京直撃との予報。Hoppeも心配してメールを入れてきたが、こちらは全然気にしていない。まあ何とかなるでしょう。

 朝の新幹線は20分ほど遅れただけ、雨風はこれから強くなるようだけど、仕事場の池袋サンシャインにはすんなり着けた。台風の影響で雑踏も少ないし、「大楽器祭」の人出もまばら。6時過ぎに仕事が終わって、待ち合わせのサンシャイン噴水広場でKandai発見。かれこれ30年ぶり。ちょっと見た感じでは判らなかった。町ですれ違ったらアウトかもね。Hoppeが遅いので電話すると、遅れるから先に東京駅に行ってくれとのこと。新幹線最終のぎりぎりまで飲むために、駅のそばで飲むことにしたのだ。

 私はずーっとサンシャイン・ビルの中にいて、外の天気は判らなかったのだが、さすが台風はすごかったらしい。Kandaiも歩けなくて、タクシーでやっと来られたという。もう台風のピークは過ぎていたのだが、道路は水びたし。乗り込んだタクシーの運転手さんも、すごかった台風の話をする。しかも神田川が冠水して通行止めが多く、すんなりと東京駅には向かえない。何度か迂回したが、結局高速を使わざるえなかった。

 東京駅で新幹線の状況を見に行くと、しっかり運休。改札前には多くの帰宅難民が座っていた。これなら気が楽。泊まることにして飲屋街へ繰り出す。雨はすっかり上がっている。お客さんが少ないのか、呼び込みの兄ちゃんも手ぐすね引いて我々を迎えている。何処でも良かったので、最初に声をかけられた炉端に入った。
 Hoppeに連絡すると、JRが止まっているので、もうちょっとかかるとのこと。Kandaiと二人で昔話をしながら待つことにした。

 1時間ほど遅れてHoppe登場。最初に家を出たときは台風のピークで、駅に着く前に「川に落ちた」ほどびしょぬれになったそうだ。結局、着替えのために出直したらしいが、JRは止まり、右往左往。さんざんやったねぇ。

で、久しぶりに三人集まって音楽談義。Kandai今はバンドはやってないらしいが、聴く音楽ジャンルはものすごく広くなったそうな。Hoppeもmp3で聞き倒しているらしい。わたしゃ、いまだに80年代にしがみついているもんね。なんやかんやで夜は更けたが、どうせ今夜は泊まるので、2次会は下北沢まで繰り出してHoppe行きつけのロック・カフェ(居酒屋?)に行く。懐かしいレコードをいっぱいかけてもらって、ジャック・ダニエルで乾杯。結局Hoppeの家に泊まりました。ありがとさん。

 我らLawdy三人衆、集まると嵐を呼ぶぜ! ちゃんちゃん。

2005/04/02


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